薬を使わず治すパニック障害〜誤作動した脳と心の修理

パニック障害を発症し、克服するまでの記録です

①私にヨガは合わない…?

どんどん更新が遅くなってすみません。

それでも見てくださる方がいらっしゃるので感謝しつつ

今夜はこのブログを書いています。

 

 

 

 

 

 

子の成長とともにあったパニック 

 

さて、私はこのパニック障害の度合いを我が子の成長とともに

覚えていて、書くたびに「この頃うちの子はいくつだっけ?」と

思い出しながら書いています。

 

夫婦二人の両親が遠方・親戚も友達もいない街に引っ越してきて、

本当に夫婦二人の育児の中、この発作を抱えてしまった私は

毎日がとても辛く、子どもに申し訳ない気持ちでいました。

 

 

 

実は私たち夫婦は、病院ではなく助産院で夫もお産に参加する

少し変わった出産を経験しました。

 

自然分娩に耐える体を作るために、食事も健康的なものに変えました。

産前のマタニティヨガに週1回通い、楽しくマタニティ友達とランチへ出かけたり、

自由が丘へハーブティを買いに行ったり。

 

 

毎日何キロも歩いて体力をつけ、体重を増やすこともなく臨月を迎えました。

その甲斐あって、お産は陣痛から数時間。

元気で大きな男の子を産むことができました。

 

そこまでは順調でした。

 

 

 

 

生後1ヶ月。息子の頭に脂漏性湿疹ができ、小児科へかかったところ、

どんどん悪くなり、体重も増えず、頭皮だけだった脂漏性湿疹はやがて

柔らかなほっぺもボコボコにし、黄色いリンパ液が絶えず流れるひどい状況でした。

 

ご縁があって、小児皮膚科ではかなり腕の良い先生に出会え、このひどい状況から

1ヶ月するかしないかで脱することができました。

 

 

しかし通院先はこれまた都内。

 

発作前はどうにか通院することができていましたが、

発作を抱えるようになってからの通院は本当に苦痛でした。

 

 

車に乗り込む数時間前から、動悸・吐き気や冷や汗が絶えず続きます。

でも、ひどい状態だった息子を連れて行かねばならない、使命感だけでどうにか

越えていました。

 

息子はアトピー性皮膚炎確定。

早い時期の発症は、アレルギーマーチの始まりでした。

 

喘息・鼻炎・食事による蕁麻疹・・それぞれ重症化することはありませんでしたが、

外部の刺激で始まることが度々ありました。

 

お散歩や公園での砂場遊び、ボールプールのようなところに行ったりなどはあまりやらせてあげることはできませんでした。

 

しばらくは家にこもることも多かったので、もともと思い描いていた楽しい育児から

かけ離れている現状が嫌で、またせっかく生まれた息子に苦労ばかりかけている上に外出や行動に制限があることが申し訳なく、悲しくてたまりませんでした。

 

乳児期を悶々としながら過ごしていても、子どもは日に日に成長。

私のパニック発作も、数歩も歩けないほど酷かったり、バタバタと暴れたくなるような衝動もいつしか少しずつ消え、息子が幼稚園生になった頃、パニックはあまり出なくなりました。

 

 

 

外出に伴ったパニックから外食に伴うパニック発作へ移行

 

 

その代わり、食欲はあるのに、全く食べられないという新しい症状が続くようになりました。

 

 

ある日のママ友ランチ。

友人たちは本当に食べることや集まることが大好きだったため、

幼稚園のお迎え前にフレンチやイタリアンなどを皆で食べに出かけていました。

 

発作が起こるようになってからは、常識程度に食べ残しがあったものの、ある日突然、

注文した食べ物を見た途端、吐き気を感じて食べられなくなってしまいました。

 

どんなに食べたかったものでもせっかくのおしゃれな食事も、

頼むまでは楽しくて食欲も豊富なのです。

 

が、食事が来た途端、嫌悪するほどの変わりよう。

それでも

「誘いには断らず出かけることがこの病気には良いんだ」と信じて、

どんなにもったいないことになっても努めてママ友たちと一緒に出かけるように

していました。

 

 

そのうち治る・そのうち食べられるようになる・そのうち一人でどこへでも行けるようになれる。

 

そう信じて5年を超えていました。

今日時間無くてこの回で書けずにいましたが、

タイトルの「私にヨガは合わない…?」

は、気質や体質はもちろんですが、マタニティヨガによって養われた「身体の声に敏感になろう」が、私にとって裏目に出たのかな?とある日思うことがありました…②で詳しく書きます。