薬を使わず治すパニック障害〜誤作動した脳と心の修理

パニック障害を発症し、克服するまでの記録です

森田療法に出会う(3)

森田療法の本が新しいお守りになるほど、
私にとって「あるがまま」の考え方はとても新しく、難しく、必要なものでした。


思えば周囲にいるメンタルが強いと思われる人は、

 

どんなに厳しいことでも真に受けない

深追い・深読みをして考えすぎない・

 

「今起きていること」に集中することが上手な人でした。

 

 

対して私はいつでも、

 

この先はどうなるんだろう?

こんなことをしていて大丈夫なのだろうか?

 

今は楽しいけど、明日の月曜日になればまた憂鬱な仕事があるし・・

 

 


と、ひとっつも「今」を楽しめない人間でした。

 



「今」しか見ない人たちなんて、とずっと思ってきていました。

 

 

私にとって、「今」は過去から未来へ繋がるものなのだから、
「今」も大事だけどこれからも大事でしょう?と。

 

でも、「今」を大事にできなければ、未来もないんですよね。

 

「今」を楽しめないということは、
「今」を真剣に取り組めていないということでもあるんですよね。


「今」起こっていること
「今」は何が必要なのか

 


どのみち未来は誰にもわからないし、どんなに準備をしても限度があるというものです。

 

実際、明日起こるかもしれないことに気を遣いすぎて、

どんなに楽しいイベントを前にしても思い出を半減させてしまったような・・・


育児はどんな人も一度くらいは
「あの時ああすればよかった」の後悔はあるものですが、

 

もう20年近く経つ今でも、

「どうして自分の気持ちの問題に注意しすぎて、目の前の育児にもっと気持ちを注げなかったのだろう」と後悔しています。

 

子どもの一日は、もう二度と帰ってこない大事な一日です。

日々成長している子どもにとって、毎日が新しく・毎日が挑戦の日々なのです。


後になって苦しかった思い出よりも、真剣に目の前のことと向き合って、辛い思いも楽しい思いも、思い出がいっぱいの方が、ずっと後になっても幸せな気持ちになれます。


今にしてみれば、「パニック障害」に陥るというのは

考え方を変える最大のチャンスの時期だったとも言えます。

が、私の場合は時間がとにかくかかりすぎました。

 

今も考え方に癖はあります。

「あるがまま」は非常に難しい時もあります。

 

「あるがまま」というのは、全てを受け入れる責任を持つ。

ということなんです。

 

明日がどうなっても、今を楽しんで・今を頑張って、結果(未来)はどんなことがあっても、仕方がないことだし、やれることをやれればいいじゃない。と。

 

 

「今も大事だけど、明日のことも大事じゃない」というのは、

誰かに責められたくない

これ以上責任を背負いたくない

という気持ちの表れだったかもしれません。

 

「明日」悪いことが起きないように・・

「今日を楽しみすぎて、明日をおろそかにしてしまい、準備不足を誰かに指摘されないように」・・・


パニック障害になる前と真っ只中だった頃の私は、

楽しみすぎないように・楽しみすぎて後で誰かに責められないようにという
言い訳のためだけに生きていました。

結果、逃げようのない「育児」を前に発症してしまったのかな、と思っています。

 

 

 

 

 

仕事も育児も恋愛も、「今」や「今日」を大事にしていれば、自ずと道はできるのだから。

あるがまま、ドーンと開き直ることが大事なんですよね。

そうしたことでどんなレッテルを貼られても、他人は他人、私は私と割り切って、

他人のための良い人をやめることがこの病気を治す最大の近道では?と思っています。

 

森田療法は、現代のいろいろな状況にも応用できる、素晴らしい療法なのではないでしょうか?ただし、薬も使わず、自分自身と本当に対峙し合うきつい仕事ではありますが、興味を持った方は、まず本を読んでみることをお勧めしたいです。

 

 

 

森田療法に出会う(2)

森田療法の本と出会った頃、子どもは来年幼稚園の年少さんとしての入園を控えた頃でした。


 


自宅そばに入園させたい幼稚園がなく、希望していたところは大体車で送迎しなくてはいけないところばかり。

毎日のこととなると・・と不安が拭えず悶々としていた頃でした。

 

たまたま図書館で見つけた森田療法の本を読み、行けるところに森田療法で治療を行っている病院はないか探したところ、みつかりました。

結構さっくり 笑。


森田療法を行っていたT病院は、私の住む市内にありました。


(現在は先生がご高齢でリタイア。残念です。)

 


ウエブサイトもあり、それを見ると先代の頃からある病院で、剣道場も併設とのこ・・・ウエブサイト自体も少し個性的で、手作り感というか温かみというか・・・

なんとも表現しにくいのですが、森田療法はライフワークというこちらの先生のところへ行くことにしました。


予約が必要かどうかの問い合わせのお電話をしたところ、平日の午前中に行くことになりました。



車で自宅から20分ほど走った、駅の反対側にその病院はありました。息子をチャイルドシートに乗せ、一緒に来院。



電話で問い合わせた駐車場に駐車しようとした途端、緊張と安堵で嘔吐してしまいました。ふらふらと息子を連れて病院の中へ。

古い病院で、奥様が受付。病院というよりも誰かのお家にお邪魔するような雰囲気でした。カーテンや飾ってある置物、家具など全てが古く、でも丁寧にお掃除がされている気がしました。


どうぞ、と言われ奥の診察室へ入ったところ、剣道家でもあるという院長先生は口ひげをたくわえ、これまたなんだか個性的な先生でした。

いつ頃始まってどういう状態になるかなどを問診されました。

 

時系列で話しているうちに、もう3年近くこの状態にがんじがらめになっている私。

今日も新しい病院へ行くというだけで無駄に緊張してしまい、嘔吐してしまったことなどを話しているうちに、とても悲しい気持ちになり泣きながら話してしまいました。


でも、先生はいたって普通に
「今はね、とらわれているんだよ。心が自分にだけ集中していてね。

今お子さん小さいしょ。今度は幼稚園に行くんでしょ?

これからは子育てでどんどん忙しくなって、自分の症状どころじゃなくなるよ。

他に考えなきゃいけないことが増えるからそれどころじゃなくなるよ。安心していい。

ああ、また発作が起こりそうだ。と思っても、その発作を無理やり無視しようとしなくていい。

 

緊張している・嫌なことだ・心臓がばくばくする・吐き気がする・吐いてもいいじゃない。誰だって具合が悪い日はあるわけで、特別おかしなことじゃない。

 

自分が考えている以上に、人はあなたに興味はないから気にしなくていい。

それに、もうこの症状が始まって、2年近いのに薬も飲まずに頑張ってきたんでしょ?なら大丈夫。必ず克服できる日が来るから」

 

ただこれだけしか言われていませんでしたが、なぜかすーっと心が軽くなったような・・。

 

診察の後、お昼過ぎから都内で子育てサークルの仕事があり、それには30分ほど遅れて到着。

 

移動中、たどり着かない・絶対無理・今日こそトンネルにぶつけて死ぬかも・・という恐怖は相変わらず起こりましたが、どこか自分があるべきところに引き戻すような感情を久しぶりに味わえ、予約していた区民センターに着く頃には嘘のように恐怖心や症状が消えました。無事にたどり着いたあの日の達成感は、今でも不思議と忘れられません。

 

「あるがまま」は難しいです。パニック障害の人は不思議とこだわりがあるので、

そのままでいいよ。とかあるがままが少し苦手かもしれません。

 

こうあるべき、から離れれば、気持ちも発作も軽くなるのを学んだ日でした。

 

森田療法に出会う(1)

ミントタブレット依存症の私・・

 

発症してから2年半を過ぎる頃。

 

私は相変わらず予期不安・強迫的な不安に振り回されていました。

 

 

 

吐き気を感じる時は、どうしても口の中の唾が多くなるようで、

口に溜まった唾を飲もうとすると「おえっ」となってしまったり、

口の中に溜まった唾が気になってしまってますます唾が出てしまう、という悪循環。

 

 

そういった不快感を和らげるために、ある時期からフリスクのようなミントタブレットやお水、バッチフラワーのレスキューレメディなどを、出かける際には携帯するようにしていました。

 

 

不安感や不快感を一時的に和らげることはできましたが、

タブレットとお水を忘れて出かけてしまうとたちまちパニックになりました。

ひどい時は過呼吸気味にもなりました。

 

 

こうもなるとミントタブレット・ペットボトル水依存です。

1時間ほどの車の運転があるとすれば、唾が増えるためタブレットはどんどん口の中で溶けてしまい、ピークの頃は1日で2ケース近いタブレットを消費していました。

 

そのうち、同じ味だと吐き気をごまかせなくなるので、時々タブレットを変えてみたり。

 

どのバッグにも、開封したタブレットが入っている始末。

 

今でこそタブレットを一度も口に入れない日がありますが、それでもバッグの中に無いと不安で、つい買ってしまいます。

 

以前はずっと口に入れていましたが、今は満員電車や飲み会のあとなどに口に含む程度です。でも未だに買ってしまうのです。不安なので。

 

レスキューレメディは効果があると感じたものの、入手しにくいのと少し高額だったので、オムツで出費の多い私には続けるのにハードルが高くなり、いつの間にかやめてしまいました。

 

コンビニでも手に入る安価のミントタブレットを利用することで、ずいぶん気軽にはなりましたが、不安に思う気持ちに疲れてもいました。

 

 

 

「あるがままに」森田療法に出会う

 

 

私の町には少し離れた場所に大きな図書館があります。

 

小さな子どもが遊びながら本に親しめる場所があるので、たまに息子と行って、

絵本と精神関連や親子問題関連の本を借りたりしていました。

 

 

そこで目に飛び込んできたのは

「あるがままを受け入れる」

という一文でした。

 

 

もうこの本のタイトルは覚えていませんが、森田療法に関する書籍はたくさんあります。

 

インターネットでも「森田療法」でググる

 

神経症(不安障害)と森田療法〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団」

 

が上位にきます。

 

みたところ、簡潔に森田療法の生みの親 森田正馬(まさたけ)先生のプロフィールなどがまとめられているので、初めて知る方には親切なサイトだと思います。

 

森田療法の本には、

パニックになった自分を打ち消そうとするほど混乱に陥ってしまう。

そうではなく今ある状態を受け入れること・客観的に自分を見ること・・

などなど(うろ覚え)に、とても心が反応しました。

 

その当時、投薬をするというのに抵抗があったのは、多分対症療法で打ち消しをしようとするほど逆にひどくなるのでは?という不安が拭えなかったからです。

 

実際に最初に使っていた薬に体が慣れると効きにくくなるので、様子をみながら薬を変えることは普通にあるようです。

 

ただのミントタブレットにすら依存する私の状態には、薬は劇薬でしかない気がしていました。

 

 

森田療法を知ったことは救いであり、新たな戦いの始まりでもありました。

 

 

今回はパニック障害だった私の近況

間を空けてしまいました・・・



以前のことを思い出しいろいろ書いておりますが、


たまには現在の状況を書いて空気を入れ替えます。

パニック障害の記録を書くたびに、未だに辛く感じることや思い出して泣いてしまうことって、実はあります。辛くて書けない気持ちの日はよくあります。

 


治っていないのか、「お疲れさま、自分!」という癒しの涙かわかりませんが、
それでも発作が起こらないのは多分治ってる・・?

そんな私の現在の日常をお伝えすることで、「元に戻ってやる!」と希望を持っていただけたら、と思いつつ、書いていきます。

 

 

 

 

 

 


通勤OLに戻ってみました

 


つい最近、諸事情でしっかり貯金せねばならず、とりあえずはとフルタイムのハケンOLに戻りました。

 


毎日の早起き・睡眠不足・ラッシュアワー・初めての職場・知らない人たち・慣れない仕事・一人でランチ・・と、パニックに陥れる要因づくしの日々。

 


パニック障害の症状が一番激しかったころは、「二度と戻れない」と思っていた日常に戻ることができました。


大変ではあるもののやっとここまで来た!という気持ちでいます。

 

 

今は2ヶ月目になるところですが、順風満帆ではありません。

 

 


今の仕事は若干金融関係のなので、確認やファイリングがありえないくらい多い!!のです。


電話一本取っても、そこで用件をもらって処理可能なものなら処理しておしまい。

 

ではなく、

 

電話を切った後、関係部署にファックス・メールでお知らせ。

 

 

また、送った書類は全て時系列で揃えてファイリング・PCの共有ファイルにも記録・・
というのが延々あります。

 同じ用件について3・4回関わる感じと書けば良いのか・・
ともかくクロージングまでなかなかたどり着けません。

その上、電話はひっきりなしにかかってきますし、ファックスもかなりの量。

ちょうど繁忙期でもあるのですが、仕事は多岐にわたりなかなか覚えらせません。

 

 


「確認」「確認」「確認」が発作トリガーになりそうに

 


何よりもそんな状況で「確認」「確認」「確認」と続くのが辛い。

 

 悪気はなくても忘れていることがあったり、気づかなかったりというのが多いのですが、社員の方からすれば新しい人に足を引っ張られる日々なだけ・・

申し訳ない気持ちが多すぎて、辞めたい気持ちもいっぱいありましたが、それでも教えてくださることと、このまま辞めちゃいけないなと、どうにか頑張って毎日会社へ通っています。

  

高さの合わないデスクでの慣れない仕事はもちろん肩こりも始まり・・・・

久しぶりに首が右側へ曲がらない日も出始めました。

肩こりは頭痛やめまいの原因です。足のむくみも出始めましたが、こちらはどんなに眠くてもケアしないと、翌日に響きます。

私の場合は、ひどい肩こりを放置したことも、パニック障害をこじらせる一因だったかもしれないと思う点があるので、とにかくリラックスを心がけました。

 

 

露天風呂付き客室に泊まる

 

 

確認・確認・確認に、正直なところ危険な兆候がありました。

 

発作の前というのは、どうしようもない些細なことが気になることがあるのは

私だけでしょうか?

 

以前の発作は、高速道路の轍の規則的な音やスーパーのレジの音が引き金になることがありました。

 

↓ ↓ 過去記事です ↓ ↓

survive-panic.hatenablog.com

 

 

 

 山手線の着メロが頭の中で鳴り続ける

 

 

働き出して2週間目の頃、通っている駅の着メロが夜も寝ている間も朝も・・頭の中で鳴り続ける日が数日ありました・・


初日は気にならなかったのですが、さすがに数日続くと・・全く同じメロディの部分を連続して繰り返し続けるんですよね。

以前ならこれだけでパニックを起こして救急車に乗っていました。

反復とその音がだんだん大きく感じて酔ってしまうのか、気持ちが悪くなって吐きそうになるのです。

何度も書いていますが、私は嘔吐恐怖症でもあったため、以前ならこれだけで冷や汗が出てしまい、うずくまってしまいました。


さあ寝よう!明日のためにもしっかり寝よう!と思っているのに、頭の中を鳴り続けるのは本当にツライものです。

睡眠不足と間違いの嵐でさらに悪循環。

 頭の中では2分おきくらいに頻繁に来る山手線。

 

 

気圧の変化などによるつらい悩みにはズキトール

 

 

仕事の失敗の悪循環と、大学受験間近くらいの大きさになった我が子の世話や家事に加え、家のワンコも具合が悪くなり・・と泣きそうな状況はさらに続いていました。


そのうち、治っていた強迫神経症的な家の施錠を確認するというのも

復活してしまいました。


これはまずいと思っていましたが、今回は一時的なものとして治りました。


何が昔と違うのか?と考えてみたところ

 

 

「気にしない」

 

ということができるようになったことです。

 

「気にしない」ができない病気がパニック障害では?

 

 

パニック障害の方ならみなさん、お分かりかと思いますが

 

「気にしない」ができなくなるんですよね。

(こちらに関しては今後また詳しく書く予定です)

「気にしなきゃいいんだよ」と周りやお医者さんはアドバイスしてくれます。

気分転換の方法なども。

 

でもこの状態って、本当に頭の誤作動みたいなもので、

気にするつもりはないのに、気になるように頭が動くんです。

 

 

 

 

 

 

だって心としては、別のことを考えたり思ったりしているのですよ。
それが頭の中では、ノイズを拾い続けるのです。

 

 

このあたりは、薬が必要かなと思ったりもしたことがあります。

 

 

ともかく、今の私はどうにか自分の暴走しそうな脳をもう一度、あるべき場所に

引き戻すことができ、日常生活を送れています。

 

 

 中にはパニック障害がすっきり治る方がいらっしゃるかもしれませんが、

私のケースで言えば

 

 

すっきり治るわけではないことを断言します。

 

 コントロールができるようになるだけです。

 

 

でも、以前のように自分だけ「死ぬかもしれない」恐怖に追われるより、ずいぶん落ち着いて生活出来るようになったことはとても有難いことです。

 

 

もし、今悩んでいる方にも、時間はかかっても元に戻れるということを信じていただきたいと思っています。

 

  

 

 

 

 

 

 

「バッチフラワーレメディ」はパニック障害に効くのか?

パニック障害のパニックは水に溺れているのと同じ状態

 

 

生まれつきの身体障がいを持つ友人からのアドバイスを大事にしようと思った私は、

たとえ長い道のりでも彼女の言う通り、抗不安剤抗うつ剤などを使わずに治そうと決

めていました。

 

 

 

 

 でもそれは本当に苦しいものです。

 

 

周囲の人たちに心配をかけたくないし、変な病気を持っている人だとも

思われたくないので、人前で取り乱さないように必死です。

 

本当は水の中で溺れているようなパニック状態であっても、我慢できるところまで

堪えていました。

 

 

「人に悟られてはいけない」と必死で隠そうとする気持ちや行動が、逆に苦しさを

増すことを知ったのは、カウンセリングや本を読んでからでした。

 

本当に水に溺れているなら「助けて!」とできる限り大声で助けを呼ぶものです。

 

溺れていなくても、脳内はそれと同様のパニック状態です。

 

変な人だと思われるのは一時的なもの・声をあげよう!と決めました。

 

 

 

まずはパニックを友人たちにカミングアウトして環境を整える

 

 

声をあげよう!と決めてすぐに、

なるべく仲の良い友人にはカミングアウトをすることにしました。

 

 

・どんな症状があるのか

・もしパニックになったらどう助けて欲しいか

・そしてこんな状態でも外出をしたいし食事もしたい。

 今まで通り、みんなと付き合っていきたい。

 こんな病気をきっかけに引きこもりたくないことを伝えました。

 

 そして、私が来るのをできる限り待っていて欲しいこと・

 待ってるよ!と、声をかけて欲しい。


と伝えました。

 

 

それらに加え、私が一番怖いと思っていたことの一つに車での外出がありました。

 

 もし道中でパニックになってしまった時、連絡がついて受け入れ可能であれば、

少しだけ立ち寄らせて休ませて欲しいこともお願いしました。

 

特に仕事で通るルートに近い場所に住む友人には、あらかじめ伝えるようにしました。

 
身勝手なお願いかもしれませんが、

幸い友人たちは協力的で、かなり助けてもらえました。

 

パニック障害を一人で抱え込むのは本当に辛いことだと思います。

 

なるべく自分から周囲の信頼出来る人たちにだけでも、自分の問題を伝えた方が

良いと思います。

 

当時は随分と勝手なお願いをしてしまったものの、

外出中に本当に具合が悪くなって立ち寄らせてくれた友人もいて、

すごく助けられました。

本来の私であれば、あまりそこまでお世話になりたくはない。

だからこそ、「変な人だと思われたくない」「甘えたくない」と、

心の罠に引っかかってしまったのかもしれません。

 

私がどんなに取り乱しても温かく見守ってくれた人たちには、今でも感謝しています。

 

 

 

 

 

バッチフラワーレメディを知る

 

 カミングアウトをしたことにより、アロマセラピーやハーブなどに詳しい友人に、

ある日変わったものを教えてもらいました。

 
「バッチフラワー療法」というものです。

 

 「バッチフラワーレメディ」とはイギリスのエドワード・バッチ博士が1920〜1930年に開発したものだそうです。

 

もともとはロンドンのハーレイストリートで診療所を構える医師だったそうですが、

 

患者への対処療法に限界を感じ始めたことが開発に至るきっかけだそうです。

 

 

「病気の真の原因は、その人の内部に生じるいろいろな感情の乱れにある」

参考文献:「Dr.バッチのフラワー療法」

 

 

この言葉は私にとってまさに!といった感じでした。

 

 

小さなボトルに入ったいくつもの植物から抽出された液体は、薬ではなく食品として

扱われています。

 

 

様々な植物から抽出したマザーチンキと呼ばれる母液にイギリス本国では

ブランデーを保存料とした液体です。

 

日本では、私が使用していた頃はビネガーが使用されていて、少し酸っぱかったの

ですが、現在は植物性グリセリンに切り替わったそうです。

 

 

それぞれの症状や心の状態、求めたい心の状態などに合わせて、数ある

フラワーレメディの中でも選んで使用するのですが、ざっくりそれぞれの

用途を見ただけでもどれも欲しい!!

 

 

とはいえ、初心者です。

まずは「レスキューレメディ」というまさに緊急時のためにあるものから

始めることにしました。

 

 騙されたと思って始めましたが、以外と・・効果があったように思えます。

黄色いラベルが貼られた小さなボトルは、しばらく私の心の支えでした。

 

 

不安を感じたり、または苦手な物事に対処する少し前に、そっと備え付けのスポイトで口内に2滴ほどたらして摂取していました。

 

 

 

 

 

 

 

正直言えば、何の植物かわからないなー、ボトルは可愛いけどどうかなー?

と半信半疑で使用していました。

 

 

劇的に不安が引くわけではありませんが、何となくうっすら落ち着いた気がしました。

取り乱す前にワンクッション置ける自分を発見したのは

摂取から二ヶ月くらい過ぎたあたりでしょうか。

 

病は気から、かもしれませんが、

 

薬ではなく食品であり、何らかの植物アレルギーが潜在していなければ

ほとんど安全ではあるかと思われます。

 

 

 バッチフラワーレメディについては、いずれもう少し詳細を書いていけたらいいな、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

病院探し

パニック障害を有名な精神科「さいとうクリニック」で考えてみた

 

 

 麻布にある「さいとうクリニック」はたまたまテレビで見かけ、齋藤先生のお話に興味を持ち、かかってみることにしました。

 

 


行ってみると、病院はいたって普通のクリニック。

 

思ったよりも若い子が多かったのに驚きました。

 

一見ファッショナブルで、とても心に問題があるとは思えません。

 

 


痩せた子が多かった気もします。男の子は中性的で、女の子は美人な子が多かったおぼえです。

身体中ボディピアスやタトゥーがいっぱいの子もいました。

 

疲れたようにも安堵のようにも見える表情が印象的でした。

 

 

 

 

 

心の病気を患っている子は美男美女が多い?

 

 

 

因果関係はないかもしれませんが、そう思った理由を書いてみます。

 

病院に来ている子たちを見ているうちに思い出したのですが、20代の頃の職場に、すごく美人ですらっとした子がいました。

 

私より5歳年上の素敵な子でした。

 

 

すぐに打ち解け、二人で仕事の帰りに渋谷でご飯を食べたりしましたが、すぐに奇妙なことに気づきました。

 

 

あれやこれや頼む割に、自分はタバコを吸うかドリンクを飲むくらいで、食事に全く手をつけないのです。

 

 

仕事もなかなかハードだというのに、ランチは食事はいつも栄養バーを4分の1しか口にしないことに気づきました。

 

 

遊びに行くたびに食事を摂らないので、

ある日「どうして食べないの?」と少しだけ突っ込んで聞いてみました。

 

 

 

いろんな話をしているうちに、

最初の就職先が不況で人員整理をし、自分もその対象となり転籍させられたこと。

 

結婚もすぐにうまくいかずに離婚してしまったこと。

 

そのことで家族と折り合いが悪いことなどを話してくれました。

 

 

彼女の事情を知った私は、彼女との付き合いを大事にしようとは思いましたが・・

こうした自分に何か抱え込んでいる方との間柄を試されるのはこうした身の上話の後なんですよね。。

 

 

表面上は仲が良いままでしたが、そのうち彼女の方からなんとなく避けだしてきて・・付き合いを遠慮するようになりました。

 

 

職場でのランチタイムも、相変わらず栄養バーのようなものを4分の1食べるくらいで、後はずっと喫煙室でタバコを吸う毎日。

 

そのうち、同じようなルックスの子と仲良くなったことに気づきました。

 

ある日先に休憩室で休憩をとっていた二人にお疲れ様、と声をかけた時

二人とも栄養バーをやっぱり4分の1しか食べずに捨てているのを見かけてしまいました。

 

ああ、たぶんこの子なら自分とそっくりだから仲良くしているんだなーと納得し、それからは私を敬遠する彼女を受け入れることにしました。

 

 

ハウスブレンド・グラノーラ

 

 

 

摂食障害のつらさを考えてみる

 

 

さいとうクリニックでは、そんな昔の出来事がよみがえりました。

トイレに行くと

 

「ビーパー禁止」

 

との謎の文言。

 

これは「食べて吐く」人に対して、そうしないようにとの禁止事項でした。

 

 

摂食障害の子は本当につらいなあ。

食べてもその食べ物を敵視して受け入れずに吐いちゃうんだから・・・

 

 

食べ物大好き!残さない!をモットーにしていた当時の私には、

同僚を理解するのが難しかったのですが

 

まさかその10年後、食べ物を脅威に感じるようになるとは思ってもみませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

結構良い病院です。病気なじゃなくてもデイナイトケアは行きたい(笑)

 

 

食堂もありました。
食事に問題が起こりやすい方にはなんとなく安心するような。

 

デイナイトケアと呼ばれるグループセラピーやヨガ、ヨガ、行動を見直すトレーニングなどのプログラムもありました。

 

 

小さな子を連れて通院する方のために、託児所も併設されていて至れり尽くせりでした。

 

 

 

とはいえ、私が通院するには・・・

距離があるし、交通費がかかりすぎ。

 

 

できるなら通院に子どもを突き合わせたくないな、という迷いもありながら

3回ほどカウンセリングにかかりました。

 

 

病院の先生は、時系列に話を聞いてくださって、診察にとても時間をかけてくださいました。じっくり自分の生い立ちを話すのは初めてでした。

 

聞き方が丁寧だったので、リラックスしてお話しすることもできました。

 

当時は人との会話中に突然の緊張感が芽生え、話しているうちになぜだか吐き気が込み上げる事も多かったので、ゆっくりと話すのは久しぶりに思えました。

 

いろいろと思い出すことも多く、貴重な時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

自分自身として生きることは、誰かを不幸にすることである。という呪縛

 

 

このさいとうクリニックにかかる前に、図書館で様々な不安障害の本に加え、院長の齋藤学(さとる)先生の本を数冊読みました。

 

 

読んでいるうちに、私と母との関係もパニック障害に関係あるのかな?と思い始め、いろいろな思いをめぐらせました。

 

行動(外出・食事・人と会う等)を起こそうとするたびに

 

「行き先で悪いことがあるかもしれない」

 

「人と会うことで傷つくかもしれない」

 

という不安が突然こみ上げてくるのですが、

 

それって子どもの頃、母親にとって都合よく脅されて行動をコントロールされている時の気持ちに似ている気がしたんですよね。

 

 

 

「私が勝手なことをすると、母や自分自身が不都合なことに見舞われる」とか

 

「私が伸び伸びすると、母や自分が恥をかく」とか。

 

さらに悪いことに、母がある時期ある仏教系宗教にハマっていて、その教義を時々こちらに伝えてくることがありました。

 

 

簡単に書けば、

 

 

「勝手なことをすると、必ず不幸になる」

 

 

これは「予期不安」に関係しているんじゃないかな、と思いました。

 

 

今となっては「だから?」と言い返しもできますが、

当時はもともと気にしやすい性格だったのに加え、母との関係がうまくいっていないのに母親になってしまった私は、どうにかして母とわかりあいたい、と永く望んでいました。

 

 

どうしたら彼女の気に入ってもらえる私になれるか?を無意識に求めていたようです。

 

 

そういった自分の中に隠れている心理が、パニック障害として登場してしまったのかな?と考えてみる良いきっかけになりました。

 

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外出を克服したい・・外出のお供

やっと悩んでいた症状の正体がわかる


外出をすると、不安で動悸が始まる前に

必ず吐き気を伴っていました。

 

 

 

 

 

 

食事を摂っていなくても、何かの拍子に始まる吐き気は

いつも悩みました。

 

「今日は調子がいいぞ」と、ママ友に連れ出してもらって

会話を楽しんでいても、だんだん喉に違和感をおぼえるのです。

 

そのうち何となく吐き気が始まり、抑えようとするとどんどん不安感が増す・・

というのがパターン化してきました。

 

発症して1年経った頃の日記は悲惨で、一年経っても治らない自分を嘆き、いつになったら治るんだろう?と悩みを綴る毎日でした。

 

そもそも発症してしばらくは、「パニック障害」という言葉を知らずにいました。

 

この症状に悩まされ、生活に制限がかかり始めてストレスでいっぱいでした。

 

子どもをひなたぼっこやお散歩に出したり、時々起こる子どもならではの不機嫌泣きんにも対応できず、日常生活はもちろん子育てにも影響が出てしまいました。

 

 

 

 

 

パニック障害」という病気と知る

 

何が良くないんだろう?

このままこの症状に負けて暮らしたくはない。

 

とはいえ、今から18年ほど前の話です。

インターネットでも「パニック障害」に関する情報がないわけではありませんでしたが、治療や対処に関しての情報はあまりなかったおぼえです。

 

ある日テレビを観ていて「パニック障害」が取り上げられていました。

どれも当てはまる症状を見て、やっと自分の状態に名前がついたことに安堵しました。

 

変な話ですが、かかっている病気が何かと判明することに、少しだけ孤独感が減りました。

病院にかかっても、町の医者に行けば胃薬やめまい止めなどしかもらえなかったので、これで何科にかかればいいかもわかってホッとしました。 

 

とはいえ、この場合は精神科でした。

 

テレビでは抗不安剤などもあることを知り、早速行きたい!と思い、病院探しを始めました。

 

 

最初にかかった病院はテレビで観た麻布にある「さいとうクリニック」。

(こちらの詳細はまた後日書こうと思います)

 

カウンセリングから始めましたが、お医者さんから

「どうしても不安症状がきついならお薬出しますけど、どうしますか?」

 

この時初めて、抗不安剤というものがあるのを知りました。

お願いします、と言いたかったのですが、なんとなく自分にブレーキがかかりました。

迷っていた様子を見たお医者さんは

「まあ、また来る時までに考えてください。この病気には自力で対処します、という方もいらっしゃいますから」

とおっしゃってくださったので、この日は薬をもらわずに帰りました。

 

お薬をもらうことに躊躇した理由はいくつかありましたが、この病院までの距離もありました。

夫が休日の土曜に連れて行ってもらったのですが、患者数が多かったため予約とはいえ丸一日かかりました。

休日に乳児連れで時間を潰すにも、行く場所が限られてしまうのでなんとなく気が引けてしまい、さいとうクリニックにかかりつつも近所でも病院を探すことにしました。

 

抗不安剤」を知ったものの・・・

 

 

病院探しをしている最中、当時やっとできた地元のママ友のMさんという方にそんな話をした時です。

 

 

Mさんは先天性の障害を持つお子さんを育てていました。

もともと今でいうリケジョで、出産前は研究所にもお勤めになっていた方でした。

 

抗不安剤、私はオススメしない」

 

抗不安剤に大きな期待を寄せていた私には、かなりショックな意見でした。

 

 

というのも彼女が普段お子さんにあげているお薬は数種類。

 

いろんな発作を持つお子さんだったのですが、てんかん症状や躁状態などに対して出されたお薬は、最初は効果があってもだんだん慣れてしまうので、あるタイミングでお医者さんが次々と新しいお薬や元のお薬に戻すそうです。

 

「薬によっては効きすぎて、◯ちゃんが一日中眠ってしまうこともあるし、動きがとにかく遅くなったりすることもあるの。この子の脳の活発すぎる部分を抑える目的もあるから仕方ないんだけど、薬を飲み始める前の方がよっぽど良かったかもしれない、って思うの。病気の発作はあるけど、自然だった。

 

話せない子だからこの子の様子からコンタクト取っているんだけど、今はコントロールされている感じもあるし、薬の影響で怠そうだったり、不機嫌そうだったりすると申し訳ない気持ちになる。

 

薬を数日飲まない日もあるけど、やっぱりなんとなく眠そうだったりして、、元には戻れないんだな、って思った。

うちの子に飲ませている薬と同じようなものが抗不安剤にはあるんだけど、不安が消えるんじゃなくて、活発に反応している脳を鈍らせるだけよ。例えば耐えられず眠いくらいの睡魔があれば、多少具合が悪かったり、気持ちがざわついても睡魔が勝れば問題ないじゃない?そんな感じだよ。

一度抗不安剤を飲み出したら多分、元のあなたに戻らない。だからなるべくカウンセリングとか、サプリメントとか、体に影響の出ないものから始めたらどうかな」

 

せっかく見つけた抗不安剤という逃げ道は、Mさんの助言によりあっさり候補から消えました。